2010年 06月 14日
マイカーの話。その③ |
まず、走り出してすぐに思った事。と、行きたい所ですが、走る前に思った事(笑)品川のビルエントランスで対面した159 2,2 JTS セレスピードTIはメチャクチャカッコイイ☆そりゃもうべらぼうに(笑)田舎で見てもカッコイイけど、大都会で見る159はざっとその3倍はカッコイイ☆まるで真っ白な大理石からザックリと切り出したようなソリッドなボディ。そして、ちょっと切り出すバランスを間違えたのか、間違えてないのか、ギリギリの危うさがセクシー(笑)そして、どこからどう見てもアルファロメオ以外何者にも見えないスポーティーかつエレガントな個性。これぞイタ車。あぁぁぁぁ…もうダメ。コレ買います(笑)半分冗談ですが、半分本気です。とにかく、息を飲むぐらいカッコイイ。思うにこの「TI」グレード専用のローダウンサスとサイドステップ、19インチホイールからチラリと覗く真っ赤なブレンボが効いてる。
…
ダメ?(笑)
まず、走り出してすぐに気付くのは車が軽い。軽く感じるのか?カタログ見ると1,570kg。ふーん。このサイズで4気筒を積むセダンとしては特別軽くもないかな…それでもスパイダーより約300kg軽い(笑)おかげで「たった」185psしかないエンジンもすごく力強く感じられるし、鼻っつらが軽い分、ステアリングはシャープかつ正確。スパイダーでは少々物足りなく感じたブレーキも必要十分以上に効くとすら感じられる。ちょっとクセがある今時シングルクラッチかよ~のセレスピ-ドも、思い切ってマニュアルモードにすれば決して小さくないボディがウソのように軽快に走る。テンポさえ掴めば爽快そのもの。シフトダウンなんかブリッピングも入ってチョー気持ちイイ♪要するに、こっちの一つ一つの動作に車がすごくビビッドに反応する。こりゃ面白い(笑)たとえて言うなら9NのPolo GTIみたい。なんでGolfのGTIじゃないかって言うと、Golfはもっと洗練されててビビッドもウンもちゅんもへったくりも無いから(笑)
じゃあ、その街中でヒョイヒョイだかスイスイだか走る車は、高速じゃどうなのよ!?ちゃんとバシッっと走るの?走るんです。ドスンと。スパイダーと何がどう違うのかは分からないけど、真っ直ぐ走ってる限り、その感覚は限りなくドイツ車に近い。常に前後左右にヒョコヒョコと動きたがるスパイダーとは比べ物にならない安定性。事実、スパイダーとはリラックスして走れるスピードが2割は違う。もちろん159の方が断然上。しかも、特筆すべきはドイツ車並みに安定していながら、ドイツ車のようにオブラートで包んだ感覚が無い事。勝手に車がひらすら走ってる感が無いと言うか。ここでもビビッド。つまり真っ直ぐ走ってても退屈じゃない。そんなワケだから、コーナーも自信持っていける。し、あ…これ以上はちょっとヤバイな。とか。少なくとも、シレーっと走ってて、急にスイッチが切れたように車に裏切られる。そんな事態にはならなさそう(笑)それにしても、そんなに高級なタイヤも履いてなかったんですが、この感覚って一体…3,2も安定はしてたけど、そりゃヨンクだし。と、思っていたのですがどうも違うみたい。これが、このタイヤ銘柄を想定してのサスペンションチューニングだったら本当にスゴイ…
総じて、159 2,2 JTS セレスピードTIはエクステリア、インテリア、メカニズム、それら全てから感じ取れるのはアルファロメオの精神そのもの。まさにこの車から感じれる情熱こそがアルファロメオではないかと。とは、言ってもいつも通り僕が勝手に妄想してるアルファロメオ像ってだけの話ですが(笑)でもコレ欲しいです。はっきり言って欲しい。こんな車はコレしかない。理屈ぬきで久々に運転が楽しかった。スパイダーと入れ替えしちゃうか!?
by vwhakusan
| 2010-06-14 23:47
| 加納 芳典